薬がないと眠れない状態が続く

オーバードーズとは、薬物多量摂取のことである。

社会人になってから会社の人間関係により精神的に追い詰められ、オーバードーズを繰り返すようになったことがある。

眠れなくて辛いからと、精神安定剤・睡眠薬を多量に飲み、自分を落ち着かせようとするのが日常になってしまったのだ。

症状は、嫌悪感・頭がボーっとする・注意力の低下・薬がないと眠れないなどだった。

仕事ではミスを繰り返し、帰っては薬を飲み、朝けだるいまま出勤する。

薬をやめなければと我に返って休日にやめようとしてみるものの、やはり薬がないと眠れないのだ。

翌日、ほとんど眠れないまま仕事に行くはめになり、仕事に身が入らない。

さらに人間関係を悪化させる関係性を自ら作ってしまう、という悪循環に飲まれてしまった。

薬の量もだんだん増え始め、考えられないほどの量を服用するようになっていった。

いつの間にか外にいて夜から朝まで徘徊するという異常な行動をとったことも何度かあった。

あるときは、階段の上や駅のホームを眺め「ここから飛び降りたらどうなるだろう」と思うこともあった。

異変に気づいてくれた遠くに住む家族のおかげで仕事を辞め、あたたかい実家で療養したかいあって大事には至らず、今は一人暮らしで普通の生活を送れている。